HEAVEN'S-UNDERGROUND.

 物語置場です。メインは現代ファンタジーですが、そうでないものもあります。

斬「這いずり姫」編

『這いずり女事件』。

下半身が蛇と化した悪霊、都市伝説「這いずり女」を辛くも討伐する異常現象狩りたち。
強力な怪物を撃破しても、狩人たちの顔は晴れない。

「これで何体目でしたっけ」
「さぁ。途中で数えるのはやめた」

幾度撃破しても、夜ごと出現し続ける怪物。
無限に怪物を生産し続ける誰かの願望、底なしの『呪い』の正体とは。

――それは切実な憧れだった。
同じ頃、両足のない少女・小倉リコは月夜の窓辺に祈り続ける。

斬「殺人」編

“ も う や め て”

一人だけを残して家族全員が惨殺される事件。
残された被害者は、目の前で家族が死んでいく様を見せつけられた上、
原因不明の失明で視力を奪われ、暗黒の中で悪夢にうなされる日々を送っていた。

――――”まっくらやみの呪い”。

闇から這い出す怪物は、ひたひたと足音を立てて近づいてくる。
恐怖に叫ぶ被害者たち。
止まらない連続殺人。
そして、治療不能な失明――”呪い”の痕跡。
異常現象狩りの少女・高瀬アユミは、事件を追う中で一人の中性的な少女と出会う。

「僕が犯人なんだ。いますぐ僕を殺してくれ」

呪いは自らに返るもの。
正気を失う直前の少女を前に、アユミは最後の決断を迫られていた。

びたちょこ「忘却の魔女」編

白凰市所属異常現象狩り、藤原茜は困っていた。
十年前の「赤羽事件」にて花宮市を救った英雄「忘却の魔女」。
突然現れた重鎮?に極秘任務のお供に指名され、退屈な日常は崩れ去る。
「おうちに帰らせてください……」
そして始まる列車の旅。
忘却の魔女の目的。
狩人界を揺るがす極秘任務とは。

魔女「面倒なやつはだいたい、私の貯金額を見せれば黙るのよ」

それにしてもこの魔女、なんか、思ってたんと違う……。

斬「罪穢れ」編

“ 汚 物 は 地 獄 に 落 ち ろ ”

苦痛憎悪絶望渇望。 それら強すぎる負の感情は「呪い」となって具現化し、やがて人を襲うバケモノとなる。
呪いから生まれた「異常現象」を討伐する狩人の少年・羽村リョウジは、心霊スポットでの悪霊退治任務中に異様に澄んだ瞳の少女・沢村ハルカと出会う。

悪人ばかりが殺される連続殺人。
狩人に接近する悪の組織。
クラスメイトの暴力を受け入れ続ける沢村ハルカ。
羽村を後継者に据えようとする悪の総帥、鬼蜻蜓。
正義の代行人、人斬りチギリ。
そして、「もうひとりの異常現象狩り」との共闘。

右手には善意の狐面
左手には悪意の鬼面
この世界が、優しく綺麗でありますように。

天使狩り

「この世には神も天使もいない。いるのは羽の生えた殺人生物だけだ」
 ――天使。
 異常現象大別5番・ 第五現象 ロストナンバー

 『 異 種 』 。


呪いに起因せず、かといって人間でもなく、そもそもその発生に人の意志が一切関与していない『別種の生物』。 異常現象狩りたちですらその存在を信じない、ただ分類不能な妄想を投げ込んでおくだけの捨て番号「5」番。 そんな第五現象の撃滅を専門とする二丁拳銃のはぐれ狩人・浅葱光一と、花宮市異常現象狩りエース・最速の日本刀使いタケル。
そして、かつて花宮市を壊滅させかけた災厄の天使「赤羽」。
突如街なかに現れた廃教会への潜入任務中に、光一は十年前の悪夢である「赤羽」と再会する。

「塵は塵に、灰は灰に…………無は無に還りやがれぇぇええ――ッ!」

白羽が舞い散り、荒々しい銃歌が夜の静寂を殴殺する。

斬-THE NO-SIDE IN OUR LIFE-

 地方県・縁条市。日に日に錆びれていくこの街で、異常現象狩りの少年・羽村リョウジは生きていた。相方を引き連れ先生に連れられ、怪獣マニアや謎の少女戦士、様々な人間たちと出会いながら。珍しく雨宮銀一の出張が少なかった、なんでもないある時期の物語。「斬-the black side blood union-」番外短篇集。

ゆら×ゆら

 星野優斗はモテたい。そのためならば通り魔とかとも闘います。邪悪な悪徳水道業者「水の聖霊さん」ともバトルします。募金貧乏シスターの乃亜さんや、ミス・ブラック企業の黒崎さん、最弱空手部狭山くんとかと一緒にがんばる学園生活。ナンデモナイヘイボンナ高校生ダヨ!!

第四現象、強制現象励起「能力者」。

HEART OF SHADOW / 郵便屋ヴァイス

 剣と魔法のファンタジー。魔物が闊歩する危険な世界で、人々は「渡り行列」を生活の支えにして生きていた。人間に魔法を付与する広域魔法結界「大魔法幻想」、死者の魔物化を防ぐ「埋葬師」、そして旅する「郵便屋」――それは、とある風変わりな青年と、彼が出会う「その他大勢」との物語。

BITTER*CHOCOLATE/ びたちょこ。

 白凰市所属狩人、藤原茜。親友の木ノ崎りなと共に、毎日学校帰りに事務所でたむろして帰るだけの自由でお気楽で紅茶な日常。

斬-the black side blood union-

  ……季節は秋。枯れゆく小枝が葉を落とし、死に果てていく夏と冬の狭間。苦痛憎悪絶望渇望、それら人間の怨嗟は呪いとなって具現化し、やがて人を食らうバケモノとなる。有害異常現象を処断する狩人たちの物語。――少年と少女は、魔女に連れられ夜の街を駆け抜ける。

幕間劇-an extra paformance-

  暴力賛成。一度はおいでよ縁条市。斬-the black side blood union-掌編、幕の間の昼物語。

ks

ks番外編。平凡少年九条シンジと素敵幽霊灰崎ヒカリの日常。まだ始まってもいない昼物語。

読み切り小説-short story-

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