斬-the black side blood union-

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#ex_ / NG-mistake-
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(※引用元:#003-16.txt、相沢が倒れたシーンより※)

■Take1

「だから留まれと言ったんだ、この大馬鹿者が。死に急ぐと迷惑するのは周囲だ。考えて
動けよこのクソガキ」
「ん……」
 顔を上げると、黒髪の女子高生が呆れたように僕を見下ろしていた。
 雨夜のような瞳。
 綺麗な女性に説教されるほど、つらいものはない。
「ユウヤ君……ユウヤ、君っ!」
「……」
 だが事実だ。
 泣いている。
 泣かせたのか、僕が。
「……心配すんな。ネバーランドの最後の庇護だろ、もう傷が塞がりかけてる」
「っ! ユウヤ君にさわらないで!」
 羽村君が優奈ちゃんを宥めようとしたが、手厳しく跳ねのけられた。

「…………ちっ。このクソガキが」

 黒いよ羽村君。



■Take2

「だから留まれと言ったんだ、この大馬鹿者が。死に急ぐと迷惑するのは周囲だ。考えて
動けよこのクソガキ」
「ん……」
 顔を上げると、黒髪の女子高生が呆れたように僕を見下ろしていた。
 雨夜のような瞳。
 綺麗な女性に説教されるほど、つらいものはない。
「ユウヤ君……ユウヤ、君っ!」
「……」
 だが事実だ。
 泣いている。
 泣かせたのか、僕が。
「……心配すんな。ネバーランドの最後の庇護だろ、もう傷が塞がりかけてる」
「っ! ユウヤ君にさわらないで!」
 羽村君が優奈ちゃんを宥めようとしたが、手厳しく跳ねのけられた。

「…………その流し目ヤバイな」

 死ねばいいのに。



■Take3

「だから留まれと言ったんだ、この大馬鹿者が。死に急ぐと迷惑するのは周囲だ。考えて
動けよこのクソガキ」
「ん……」
 顔を上げると、黒髪の女子高生が呆れたように僕を見下ろしていた。
 雨夜のような瞳。
 綺麗な女性に説教されるほど、つらいものはない。
「ユウヤ君……ユウヤ、君っ!」
「……」
 だが事実だ。
 泣いている。
 泣かせたのか、僕が。
「……心配すんな。ネバーランドの最後の庇護だろ、もう傷が塞がりかけてる」
「っ! ユウヤ君にさわらないで!」
 羽村君が優奈ちゃんを宥めようとしたが、手厳しく跳ねのけられた。

「…………ヘブシッ」

 カットォ!


-fin-






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